VTuberオーディション情報まとめ

Vtuberのオーディション情報とその他Vtuberに関する情報をまとめました

VTuberオーディションとは?

VTuberとは?

最近、YouTubeでYouTuberと並び多くの注目を集めているVTuber

2016年12月に「キズナアイ」さんが「バーチャルYouTuber」を名乗り、2017年以降には様々なバーチャルYouTuberが誕生し「VTuber」という文化が生まれました。

現在、VTuberの人口は約2万人と言われており、日本国内に留まらず海外でも人気を博しています。

 

 

VTuberになるためにはどうすればいいの?

VTuberになるには主に2つの方法があります。

 

①オーディションを受け、合格して活動する。

②個人でイラストやLive2Dを発注し、活動する。

 

どちらにもメリットデメリットがあります。

自分に合った方法でVTuberとして活動すると良いでしょう。

 

①オーディションを受け、合格して活動する

VTuberになるための1つ目の方法はオーディションを受ける事です。

企業や個人グループなどで様々なオーディションが日々開催されています。

合格したらVTuberとしてデビューができる可能性があります。

メリット

・イラスト、Live2Dの発注などが必要ない

・プロデュースが受けられる

・歌ってみたやキービジュアルなどの援助がある

・海外へのアプローチを援助してくれる

・動画、切り抜き動画、ショート動画の作成をしてくれる

・機材貸与をしてくれる

・各種法的リスクに対するバックアップがある

・配信企画や活動方針に対する企画、提案をしてくれる

・他企業VTuberとのコラボセッティングをしてくれる

・モデレーター業務を委任できる

・3Dモデルの制作をしてくれる

・企業案件の獲得

・各種イベントの企画と運営

・グッズ制作サポート

・スタジオの手配がある

ボイストレーニングなどを受けられる

などが挙げられます。

 

事務所によって異なるので上記全てのサポートが必ず受けられるとは限りません。

面接時に確認すると良いでしょう。

 

デメリット

・好きなゲームを配信できない(許諾が必要)

・成果がでなければ解散になる可能性がある

・解散になった場合、配信が継続できなくなる場合がある

・マージンがある(事務所:自分で5:5や6:4,7:3などが一般的な模様。ボイス販売時は3:7の場合もあり)

SNSやコメントへのリプライにも制限がかかる場合もある

・指定された事をしなければならない場合がある(FANBOXの投稿、ボイスの販売など)

などが挙げられます。

・始動前に解散する場合がある

 

メリットに比べてデメリットの方が少ないですが、解散になった場合のデメリットが大きいです。事務所選びも重要になります。

そもそも、事務所に合格しなければならないというのが前提条件です。

その大きな壁を越えた次にあるデメリットなので良く考えて行動すると良いでしょう。

 

 

②個人でイラストやLive2Dを発注し、活動する。

VTuberになるための2つ目の方法は、イラスト、Live2Dを全て自分で発注し、個人勢として活動することです。

 

メリット

・自分の思い通りの姿が手に入る

・活動に制限がない

→コラボ相手、ゲーム、配信頻度、活動場所、案件選びなど何にも縛られない

・スパチャやボイスなどで稼いだお金は全て自分の物になる

 

一見メリットが少なく感じますが「活動に制限がない」と言うのは圧倒的なメリットです。これは企業勢にはありません。

配信したくないな、と思ったら気軽に休める、SNS開きたくないな、と思ったら開かなくて良いのです。

 

デメリット

・初期費用がかかる(イラスト、Live2Dの発注をする場合、40~50万円くらいかかります)

・プロモーションがない(するにしてもお金がかかる)

 

デメリットとして挙げられるほとんどの問題はお金がかかるということです。

社会人やお金の貯えが十分にある方であれば特に問題ではないかもしれませんが、学生やあまりお金に余裕がない方は、そもそも活動を始めるのが困難な場合があります。

 

 

①は制限の問題があります。

②はお金の問題があります。

 

お金がないけどVTuberをやりたい、制限があっても我慢ができるという方は①

自由に活動したい、趣味の範疇で気軽にやりたい、人気が出たら本格的にやりたいという方は②

を選ぶと良いかもしれません。

 

 

VTuberオーディションって何をするの?

オーディションの一般的な流れは

 

書類選考(動画選考)

面接

合否

 

という感じです。

事務所によって選考方法が変わってきます。

中には公開配信をしながらファンを獲得し、最終的に獲得できたポイント数(投げ銭のようなもの)で合格できる、というオーディションもあります。(SHOWROOMなど)

 

書類選考

主に、これまでの経歴や、何故この事務所を選んだのか?、VTuberになったらやりたい事は何か?などを記入することが多いです。

その事務所の特徴に合わせて書くと良いでしょう。

例えば、ASMRをやって欲しい事務所に応募する際、「VTuberになってFPSゲームを頑張りたいです」等書いても的外れになってしまいます。

事務所研究が大事になってきます。

 

動画選考

何を撮れば良いのか分からない、という方が多いのがこの動画選考です。

自己PRを5分間、キャラになりきって5分間、中にはゲームプレイを10分間など事務所によって指定は様々です。

自分の個性の見せどころなのでテンプレートがありません。

ただ、何点か意識すると良いことはあります。

 

・ハキハキ話す

・自分のことを話す

・ネタを取り入れる場合、客観的に見て面白いか考える

 

ハキハキ話す、は印象を良くするためです。

活動している大手のVTuberさんでボソボソ喋っている方を見かけたことはあるでしょうか?

皆さん、聞き取りやすくお話されていますよね。

声の出し方は意識やトレーニング次第で改善出来るものです。

動画を撮る際は意識してみましょう。

 

意外と自分のことを話す、というのは難しいことです。

例えば、好きな作品を語る時、その作品の良い所を語って終わりになっていないでしょうか?

作品に触れて自分はどう感じたのかを動画内で話すことができると、審査員はあなたを知ることが出来ます。

 

ネタは紙一重です。

好印象を残せるネタを選びましょう。

一度収録してみて、1日経ってから改めて動画を見返す、他人に見てもらうなどして客観視することが大事です。

 

面接

書類、動画選考を通過すると次は面接です。

面接では何を聞かれるか気になる方は多いでしょう。

聞かれることの多くは

 

・自己紹介

・志望動機

・事務所に入ったらやりたいこと

 

が基本です。

他には

 

・楽しかった経験、辛かった経験

・最近あった面白い話

・どんなキャラクター(ガワ)にしたいか(キャラなしの場合のみ)

・機材はどの程度持っているか

・事務所に求める事

 

などが多い印象です。

他は確認程度に聞かれることが多いでしょう。

(配信の経験があるか、配信しても良い環境は作れているか等)

ここで嘘をついてはいけません。

 

経験がない場合は「ないです」ときちんと答えましょう。

ただ、経験がないよりはある方が良いので、ツイキャスライブ配信アプリなどで配信してみるのも良いです。

 

 

合否

全ての選考を通過したら見事合格です。

おめでとうございます!

 

ただ、合格者がいる傍らには、残念ながら不合格になった方もいらっしゃいます。

 

書類で落ちた場合

文章、動画を見直す必要があります。

自分の良い所を存分に発揮できているか?意気込みややる気は見せられているか?等

客観視してみましょう。

改善できるものがあるかもしれません。

また、審査員の好みもありますのでそこはどうしようもない所です。

 

ただ、どうして書類が通らなかったのかは考える必要があります。

過去の経験、経歴は変えられませんがこれから増やしていくことはできますので

前向きに考えて次回頑張りましょう!

 

面接まで行けた場合

落ち込む必要はありません。

ご縁がなかっただけなのです。

実力や経歴は十分だけど、今回、その事務所が求めている人材ではなかったというだけです。

VTuber界隈が「あなたには才能がありません。」と言っているわけではありません。

 

事務所にも合う、合わないがあるように、事務所側も欲しい人材を選んでいます。

また、タイミングや審査員の好みもありますので必ずしも実力不足ではありません。

 

両想いになれなかったのは残念ですが、あなたをもっと大事に、必要としてくれる事務所があると信じて次回頑張りましょう!

 

 

最後に

2016年の登場当時から比べて、VTuberとして配信をする敷居は低くなっています。

誰でも挑戦できますが、挫折する人も多いでしょう。

最初からお金目的では始めず、

まずは気軽に、趣味として始めることをお勧めします。

 

オーディションの数もどんどん増え、毎月のようにいろんな事務所がオーディションを開催しています。

自分が「挑戦したい、ここで頑張って活動したい!」という事務所のオーディションを受けてみるのも1つです。

 

あなたの配信活動が良いものとなることを願っています。